LESSON

"即興演奏学科"って何を学んだの?

即興の練習ってどんな風にしたらいいの(できるの)?

即興に興味はあるけど、どうやったらいいの?

そもそも即興演奏って何?

スウェーデンから帰って、よく受ける質問です。

こういった疑問を持たれるのはもっともだと思います。

世界でも即興演奏学科なんてところは、私の知る限りイェテボリ大学だけです。

この質問に答えるなら、練習方法はもちろんあります。鍛錬できます。

即興演奏とは自由に音楽を奏でることです。ですがこれだけでは答えとして不十分ですね。

即興演奏、音楽そしてレッスンを主軸に、つらつらと思うところを書いてみようと思います。興味のある方は少しお付合いください♪

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世界には様々な音楽があります。

例えば、一口にクラッシック音楽と言っても時代や国によっても、そして作曲者や個々の作品によっても様々です。

"どんな類の音楽においても演奏する際に、共通するものとは一体なにでしょうか?"

そして

"演奏する上で大切なこと、アンサンブルにおいて興味をかき立てるものとは何でしょうか?"

レッスンでは、

基本的なことのようで抽象的とも思えるこれらの問いに真正面から取り組みます。これは自分自身と向き合うことに他なりません。

ジャンルやスタイル、ましてや知識をただ伝えるようなレッスンではありません。しかしレッスンを通して、自ら感じ考えられるようになれば、より深くより柔軟にいろいろな音楽を奏でることができるでしょう。

即興演奏とは

ジャンルなど音楽的な制限や譜面などの作曲されたもの、ディレクションと呼ばれる音楽の方向性などの指示も無い状態で演奏する

これがfree improvisationと呼ばれる、即興演奏です。

ですが、この即興演奏においてあまり哲学的に考えすぎると、音楽的なものの排除つまりは今までに歴史を通して養われた心地の良い音楽、美しいアンサンブルなどを愛でる耳や感覚から離れた、ただただ物珍しい、きつい音、誰も出したことの無い音...... といった無味乾燥な悪い意味での前衛的(アバンギャルド)と揶揄されるものとなってしまいます。

スウェーデンのイェテボリ大学の即興演奏学科にて即興演奏を学んだ際に、いろいろな音楽家との交流の機会を得ました。私が出会った即興演奏家たちは伝統的な音楽の美しさに親しみ、楽器の響きを良く知りハーモニー感覚に優れ、作曲されたものの美しさも理解し自らも作曲しそういった感覚、行為の中から演奏において即興性を重んじていたのだと感じます。

これらの出会いや演奏経験を通じて私の得た一つの応えは、即興演奏とはそういった様々な自己の音楽体験から生まれる個人的なものであり、正にその人自身が奏でるもので無ければ意味が無いということ、そして即興演奏とは個人個人がその責任において演奏する"音楽"に他ならないのです。

Anders JorminをはじめとしたECMを代表する音楽家や民族音楽演奏家そしてルネッサンス期の古学演奏家etc、彼らとの交流を通して、私自身大きく成長したことを実感しています。

というわけで十人十色 そんな世界(音楽)を一緒に楽しみましょう。

音楽を奏でる為に、より美しく より大胆に そして 繊細な表現 ができるための力添えをします。

レッスン形態は個人レッスン、アンサンブルレッスンどちらも可能です。

楽器やレベル、年齢は問いません。

時間や場所、料金など詳細に関しては下記連絡先へ気軽にご連絡ください。

市尾 優作(連絡先)